JSTQB AL TA合格

結論

  • 第4回 JSTQB Advanced Level テストアナリストに初受験合格
  • 特別な受験対策は不要じゃないかと思った
  • 日々の業務で「何を確認したいのか?」「それは何をテストすればいいのか?」を考えることが大切

試験の感想

何よりも試験会場が遠い!!! もうちょっと都心でやってほしいと心の底から願いました。 お休みの日に早起きするのは苦手です。

今回の試験はいろいろあって勉強という勉強はできず、当日受験会場に向かう電車の中でシラバスを斜め読みしただけで受験になりました。 試験開始後に試験問題をざっと斜め読みして思ったのが、ただの知識問題は本当に少ししかないなぁということ。 かわりに結構具体的な問題が出題されていました。 この「具体的」って部分が結構大事かなぁと思ったり。

試験対策は不要

んで、ひょっとしたら色々言われるかもしれないけど、業務でソフトウェアテストに関わっていれば事前対策は不要だと個人的には思いました。 結局普段の業務でどれだけテストのことをちゃんと考えているのか次第なのかなと。

日々の業務で「何を目的にしているのか?」「目的を達成するためにどういう観点が必要なのか?」「最短でその目的を達成するにはどうするのか?」を考えていれば、試験問題に対しても同じ考えが通用すると思います。 自分だったらこういう場合どうするか?を考えて結論を出してから、選択肢をみると結構そのまんまの選択肢があったりします。 もちろん中には知らない用語があって悩んだ問題もあったので、シラバスと参考図書を元に知識を得るのを否定するつもりはありません。 だけど、大半の問題は用語が分からなくても自分ならこのときどうするか?を考えるだけで解ける問題だと感じました。

大事なこと

  • 目的を考える
  • 目的達成のためにどうするかを考える

これらを日頃の業務で意識することが大事だなぁと改めて感じる試験でした。

B to C でアジャイルって難しくない?

スクラムに関する書籍を読んでいて、ずっと思っていたこと。

どうやって顧客を巻き込む?

顧客が協力してくれる状況であれば、アジャイルで市場のニーズに対応して仕様変更にどんどん対応するってなんとなくわかる。
けど、スマホアプリのように沢山のユーザーが使うものであった場合に顧客を巻き込むのってどうやるんだろう?

特に有料アプリケーションだと、ある程度完成されたものじゃないと売れない気がするし。
まるでエンドユーザーをβテスターとして使うことになるんじゃないのかって感じてしまう。
有料アプリケーションを買った顧客をβテスターとして使うというのは抵抗があるというか・・・。

そもそも考えが違うのだろうか?
あくまでベースは完成していて、そこから発展させる時に顧客の意見を反映して仕様変更していくということだろうか?
このあたりが正直ぴんときていない。
実例とか公開できる情報があれば是非教えてほしい。

品質保証チーム運営の反省点

前職で改善したかったことをまとめてみる。
製品の品質保証チームのリーダーではなかったので、リーダーの方の思いとは違うかもだけど。

トップダウンをやめたかった

一時期リーダーの方がやろうとしていたけど、結局他の人に変わっちゃってから戻ってしまった。

上の人が決めたことに従うだけのチームになっちゃってた。
だれもNoって言わないから、上の人は無茶ぶりや急な方針転換や思いつきの評価をやることになってみんな疲弊。

チームメンバー各人が自由に発言できて、やりたいことを提案できるようなチームにしたかった。
リーダーは上から下に伝言するだけの人ではなく、チームメンバーを支えられるような人になれたらいいなって思いました。

コミュニケーションをもっと活発にしたかった

なぜか品質チーム内のコミュニケーションがどんどん無くなっていってた。
全体に周知することは電子データだけ。
電子データだけでやりとりしてるから無機質だし、見ない人や流し読みの人もいる。
協力しましょう!やりましょう!って感じじゃなくて、いわれたからやりますになってたなぁ。
意図が分からないから、方向性がずれることもしばしば。

開発チームと品質チームのコミュニケーションの方がよっぽど活発でした。
同じくらいチーム内のコミュニケーションを活発にしたい。

技術力を求めたい

これは自戒のために。
あの人ができるから自分はやらなくて大丈夫って雰囲気がそこら中にあった。
テストの技術とか知識だけじゃなくて、必要ならインフラだろうとデータベースだろうと貪欲に技術習得する雰囲気にしたい。